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キースの担当者日記

はい、どうもです。
今日は、金曜日。
さてさて、今日は少し書きましょう。
「フンティーとレポンちゃん」の帯の話です。
前にも言いましたが、これは、ココリコの田中さんから推薦文が
きた時に、私は目から鱗だったんですね。
なんというか、教えてもらったというか、反省したというか、
やはり、アーティストは、目の付け所が違うなと思ったのですよ。
私は、仕事柄というか、なんというか、かなり早いスピードで漫画を読むんですね。
漫画だけでなく、活字もそうですが、とにかく、他の人より早いと思います。
何故かというと、早く内容を理解して、あおりやおくりという文章や、キャッチを作って
印刷所に入稿しなくてはならない癖がついているのです。
いがらしさんは、昔、「Sink」を描いている時に、おっしゃってましたが、
1ページを1日かけて描いても、5秒もかからないで、次のページに進まれてしまう。
できたら、じっくり眺めて欲しいんだよねと。
それは、すごく、よくわかる話なんですよね。
自分が漫画家だったら、じっくり絵を味わって欲しいと思うと思うんですよ。
「フンレポ」に関してのコンセプトは、まさしく、絵を見せるということだったんですね。
絵の中にたくさんの仕掛けを作ろうという意図を、いがらし先生は持っていたんですね。
だから、顔がいろんなところに描いてある。部屋の中の鏡に仕掛けがある。
小さなレポンちゃんたちにも、同じように家具があるとか、それはそれは、
楽しい仕掛けがたくさん隠れてるんですね。そこが、楽しいのです。
それを、田中さんは、ずばっと書いてきた!帯の文面はこうなんです。
「1コマ1コマがマイナスイオンです。」
すごいなと思ったんですよ。私は。
ああ、私が忘れていたことを、この漫画の本質、一番大事な事を、
田中さんは、ずばっと書いてきた!と・・。
「フンティとレポンちゃん」は、1コマ1コマが癒しになってるんですよ。
この作品は、こうしろとか、ああしろとか、言わないのですよ。
でも、1コマ1コマをじっくり見ているだけで、それだけで、
感じることがあるんですね。
キースは、うれしかったですよ。
田中さん、ありがとう!と、最近、TVで拝見するたびに、
お礼を言ってますよ。
漫画を楽しむのは、絵をちゃんと味わうということを忘れてたんです。
そういう目でフンティーとレポンちゃんを見てください。眺めてください。
きっと、きっと、あなたにとって大事な大事な本になりますから、ホンとですよ、
奥さん!ほんと。
というわけで、良い週末を。
今週は、一生懸命働きましたね。
勉強しましたね。
それじゃ、また。

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