はい、こんにちは。
みなさん、お元気ですか。
昨日、キースは、国道新4号線を車で走りまして、
栃木県立美術館に行きました。
途中、野焼きをしている風景に出会いまして
ああ、春が近づいているのだなと思った次第です。
さて、栃木県立美術館では、今、「清水登之」展をやってます。
あと、「華麗なるマイセン磁器」展もやってます。
キース、時々、美術館に行くのですが、その空間が好きです。
とくに昨日などは、天気もよく、美術館までの道を歩いているだけで
何故か、心が洗われるのでした。
ケヤキの大木が冬空に向かってどうどうと立っている姿は頼もしく思えます。
美術館などは、ちょっと古い感じが、おもむきもあっていいですね。
美術館の空間、そこに行くまでの空間というのは、どの美術館もいいですね。
公共の美術館は、常設展においては、だいたい、千円以内で観れますから、
常設展で好きな絵がある美術館が出来ますと、それは、ずいぶん安い娯楽で
あると思いますよ。
何しろ、美術館は、高い値段の絵や、大きな絵が掛かってますよ。
自分じゃとても運べません。海外から運ばれた絵だってありますよ。
古い絵もあります。自分の家じゃ管理できないですが、美術館に預けて
あるんだ。くらいの気持ちで、行けば、これは、ほんと、贅沢というものです。
昨日も、「ターナー」や「モネ」「コロー」「青木繁」など。
教科書で観たことのある名前の画家の絵がありましたから。
ま、自分の好きな絵に会いに行くという旅は、なかなかよいので、ございます。
さて、「清水登之」展の感想ですが、あと10年長生きしていれば、この方の絵が
日本の絵の世界を少し変えたのではないかと思うくらいでした。
最愛の息子を戦争で亡くし、自分もあとを追うように白血病で亡くなるのです。
何が人にとって幸せなのかはわかりませんが、絵画の展覧会というのは、その人の
絵と人生に少しだけお付き合いするということだと思います。
奥さんも、時には、美術館に行きまして、画家の人生に触れてみてくださいましね。
それでは、また、明日。
さて、仕事、仕事。