またまた取材に行くことにしました。ワタシの連載漫画の中で「ほやうどん」という料理を出したんですが、別件で検索かけていたら、地元宮城県で「ほや祭り」というものが7月にあり、その開催地には「ほやうどん」を出す寿司屋があるらしい。さらに近くのお店には、なんと「ほやラーメン」さえあるとか!
ほやに目がないウチのスタッフは、「この前、ほやそばを自作してみました。うまかったですよー、ほーら、これがその時の写メです」、「ほや祭りのほやのつかみ取りってどんなもんですかねー、ねーねー、どんなもんですかねー」などと、ハヤル気持ちを押さえきれないのがアリアリで、超強力台風が近づいているというのに、スケジュールにぶっ込みましたよ、「ほや取材」。こうして梅雨のまっただ中、台風一過の奇跡的な晴れ間が広がった朝、我々は軽自動車3人乗り片道2時間の旅に出発したのす。
ワタシのプランはこうでぃっす。昼頃、現地に着き、まずほやラーメンを賞味、腹ごなしに「ほやまつり」に出かけて、ほやのつかみ取りに挑戦!そしていよいよ本題のほやうどんへとなだれ込むぅ!!いやー、道さえ夏の日差しに白く輝いて、まるで夏休みに親類の家に泊まりに行く小学生のような気分でした。あははは。
おぉーっ、海だっ海だっ、海が見えて来たぞー!人間というのは、なぜか海が見えて来ると盛り上がるもんで、2時間の単調なドライブの果てに見えて来た海で気分もアゲアゲ。この辺だろ、「ほやうどん」の寿司屋は、などと言っていたら、苦もなく見つかりました。しかも、その隣が「ほやラーメン」のお店らしい。オオーッ!驚喜しつつ、まずは「ほやラーメン」から。え?これが入り口?、ふつうの家じゃないの?入ってみたら、ばあちゃんがひとり座っていて、テレビ観ながら「地震たいへんだごだねー」とか、「今日はほやラーメン16杯目だよ」などと言いながら、どっこらしょっと調理場へ。というか、台所へ。我々が座ったのは、ちょうどトイレの前。スタッフUの後日談で、「我々はトイレの臭いのするところでほやラーメンを食べていたのではなく、トイレの中で食べていたのです」との名言を引き出すこととなったのでした。味については…まぁ、いいじゃないっスか。
そのあと「ほやつかみ取り」が出来るという会場へ行ってみたら、そんなものやってる気配がまるでなくて、ギョリュウなんたらいう化石とか飾ってあるのを見てうらぶれた気持ちになり、テトラポットの海を見ながら、さびしく腹ごなししておりました。そして気を取り直して、本命である「ほやうどん」へ。
行ったら、いきなり「もうやってません」と言われ、真っ昼間っからビール飲んで赤黒い顔した地元のケンドー・コバヤシと清原を横目に、我々は海鮮丼のヤケクソ食いに走ったのでした。腹痛えー。田舎のバカー!グッスン。
え?「ゾディアック」はどうなった?、アレはね…うん、もういいでしょー。
投稿者: igarashimikio | カテゴリー: サスペンス
