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キースの担当者日記

はい、みなさん、奥さん、お盆休みですか?
夏休みを楽しんでくださいね~。
キース、まんがライフオリジナルの発売を先週書き忘れてました。
9月号発売中です。
いがらし先生のもうひとつの漫画作品「フンティーとレポンちゃん」です。
今回は、「フンティーとイジーくん」「レポンちゃんの川」「口笛の練習」
「フンティーの夢」が好きですね。ぜひ、読んでください。
本日は、東京は停電らしいですが、とりあえず、飯田橋は
大丈夫でありました。今は、ほぼ解決したようですね。
さて、さて、何を書きましょうかね。
せっかく今日は時間がありますので、ぼのぼのの最初の映画について
書きましょうね。いがらし先生が監督をした作品ですね。
あれは、ちょうど、単行本が3巻目の頃ですか、毎日のようにCMの話や
テレビアニメ化の話が来てたんです。(ほんとだよ)ま、問い合わせは沢山ありました。
でも、キースといがらしさんとの話の中で、映画を作りたいですね。という話が
あったんです。とにかく、漫画以外で作品化するならば、最初は映画!と。
自分達で作りたかったんです。(笑)
だから、テレビアニメの話は全部断ったんです。今から考えると生意気な奴らです。
でも、一社だけ、グループタック(日本昔ばなし等)の田代社長さんが、「映画でもいいよ」と
言ってくれたんです。でもね、そう簡単な話ではないですよね。いがらし先生も
キースも映画は好きだけど、どうしたらいいかわからない。竹書房に
映像をわかっている人がいない。で、その当時、日本コロンビア(レコード会社)にいたイト吉さん
(ぼのぼのの映画のプロデューサーしてる人)に相談したのです。
「ぼのぼのの映画を作りたいのだけど、どうしたらいい?」と聞いたら、
「なんだったら俺が竹書房さんに行こうかと?」という話になったんですよ。
ぼのぼのが好きなんで、日本コロンビアを辞めて竹書房に来てくれました。(笑)
びっくりしました。大きな会社から小さな会社へ、普通、来てくれませんよ。
感動ーー!だよね。
最初の映画は、この2人にささえられました。
最初の映画の思い出は、東京ファンタスチック映画祭です。会場は渋谷の
パンテオンです。いがらし監督とイト吉さんは、1000人くらいの会場の真ん中
あたりにいたと思います。私と、田代社長は、2階のいちばん後ろの席に並んで
座っておりました。
ぼのちゃんがアップになると、笑い声と同時に拍手がおこりました。
うれしかった。と同時に私と田代社長の目が合いました。
「いろいろあったけど、良かったね」という目をされていました。
私は、この瞬間のために映画を作ってきたんだなとはっきりと思いました。
もし、まだ、最初のぼのぼのの映画を観てない方がいたら、ぜひこの夏休みに
御覧になってくださいね。よろしくお願いいたします。
なんかね、そんな事、書いていたら、また、映画作りたくなりましたね~。
それでは、また。

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